前回の記事(第6話)
CCNAを取った日。
受験料4万円。手が震えた試験当日から、合格までを書きました。
▶ CCNAを取った日 | 未経験からITへの挑戦と現実
そして今回は、その続きです。
LPICかLinuCか
CCNAが終わって、次はLinuCを取ろうと決めた。
LPICとLinuC。
最初は何が違うのか分からなかった。
調べていくと、「海外を考えていないならLinuCで十分」という意見が多かった。
海外で働く予定はない。
学校の同級生もLinuCを受けていた。
じゃあ、自分もLinuCでいい。
そう決めた。
Ping-tを開いたら、何も分からなかった
さっそくPing-tを開いた。
コマンドが一つも分からなかった。
CCNAでCLIは触っていた。
だから少しは分かると思っていた。
でもLinuxは全然違った。
Ping-tだけでは進まない。
そこでネットを漁った。
すると、
VirtualBoxでUbuntuを動かしながら学ぶ記事が出てきた。
「これだ」と思った。
個人ブログとQiitaの記事を読み漁りながら、とりあえずやってみた。
VirtualBoxをインストールした。
Ubuntuを立ち上げる。
ターミナルを開く。
コマンドを打つ。cd、ls、cat、rm。
打つ。
画面が変わる。
「あ、そういうことか」。
少しだけ前に進んだ気がした。
この繰り返しだった。
ディレクトリの概念も、実際に動かしながら説明されると何となく頭に入ってきた。
一通りコマンドを体に入れてから、Ping-tに戻った。
分からないものはまたVirtualBoxで打って確認する。
この繰り返しで進めていった。
2週間で終わらせる
夏休みに入って決めた。
2週間で終わらせる。
生活リズムはCCNAの時と同じだった。
朝にジムで筋トレ。
そのあとPing-t。
昼の休憩を挟んで午後も勉強。
夕飯を食べてからまた机に向かう。
VirtualBoxを開いて、Linuxのオプションを一つひとつ確認しながら解いていく。
オプションの暗記が一番しんどかった。
同じコマンドでも、オプションで動作が変わる。
ただアルファベットに意味があるものが多くて、語感で何となく覚えられるものもあった。
Ping-tの模擬試験を5回受けて、5回連続で90点以上を取った。
レベルが25になった。
ふと思った。
「もう変わらないな」。
その日に予約した。
3日後だった。
今度は余裕があった
前回と同じテストセンター。
写真。
荷物検査。
全部同じ。
でも今回は、そこまで緊張していなかった。
CCNAを取っていた。
その事実が、どこか支えになっていた。
試験が始まった。
LinuCはCCNAと違って、問題を後から見直せる。
分かる問題は解く。
怪しい問題はフラグ。
最後にまとめて戻る。
そう決めていた。
最後の問題を終えてフラグを確認すると、まあまあ立っていた。
二択まで絞れるけど、そこから決め手がない問題が多かった。
ややこしいオプションにやられた感じだった。
途中でコマンド入力問題が3問出てきた。
Ping-tの体験談で情報は仕入れていたし、対策も立てていた。
これは自信を持って答えられた。
時間が余ったので全部見直して、終了ボタンを押した。
合格だった。
101と102。
合わせて約3万円。
落ちるわけにはいかなかった。
本当にホッとした。
101合格の夜、ビールは飲まなかった
テストセンターを出てすぐ、妻に連絡した。
おめでとうと言ってくれた。
でも、ビールは飲まなかった。
LinuC101と102の2つを取って、はじめて1つの資格になる。
101だけでは半分だ。
帰ってすぐ、LinuC102の勉強を始めた。
やることは同じ。
Ping-t。
分からなければVirtualBox。
またPing-t。
もう迷わなかった。
それにLinuC102にはネットワークの分野が含まれている。
CCNAを取っていたおかげでそこはある程度対応できた。
101よりスムーズに進められたのは、そこが大きかった。
半分ほど進んだところで学校が再開した。
LinuCを取った同級生に「101取ったよ」と報告すると、「102の方が簡単だったよ」と言われた。
本当かよと思いながらも、少し気が楽になった。
学校が始まって1週間で試験を予約して受けた。
スムーズに合格できた。
102合格の夜は、刺身を買った。
久しぶりにビールも開けた。合格後のビールは、いつ飲んでもうまかった。
2つ揃ってやっとLinuC Level 1取得。
このままの勢いで全部行けそうな気がしていた。
社長に約束した6つの資格とは別に、1つ余分に取れた。
この頃は、
このまま全部取れると思っていた。
次は電工、一番の苦手分野へ
LinuCが終わって、次のスケジュールはもう決まっていた。
電気工事士のCBT試験だ。
テキストを開いてみると、思っていたより難しかった。
オーム、アンペア、ボルト。
なんじゃそりゃって感じだった。
CCNAもLinuCも、
問題を解きながら覚えていけばよかった。
でも、電気は違う。
計算だ。
計算だけは、昔から苦手だった。
LinuCなんて受けずに、おとなしく電工の勉強をしておくべきだったか。
攻めた自分を少し後悔した。
でも、CBTまで1か月ある。
やるしかない。
そこから電気漬けの1か月が始まった。
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オームの法則すら怪しかった。電工学科への挑戦 | 未経験からITへの挑戦と現実
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▶ 第1話:12年間港湾で働いた私が、未経験からネットワークエンジニアを目指した話 | 未経験からITへの挑戦と現実

